「点字ブロックのコード化に依る情報提供システム」の紹介


 このシステムの仕組みは、施設への大きな改造をしないで実現が可能なものであると共に、方向に合わせて適した情報を提供できるものです。また、視覚障害者に限らず一般の皆さんにも、観光情報などの提供ができる為、点字ブロックへの感心が高まり、啓発が望めます。
【特徴】
・付近の建物や施設とその方向などの案内情報を提供
・名物やイベントなどの、その場に即した情報の提供
・既存の施設に大きな改造をせずに実現可能な為、導入が容易である
・配置などの情報は、サーバーに置かれるので内容の更新をするだけで、環境変化への対応ができる
・情報の提供は、視覚障害者に限らず健常者へも観光案内などの有益な情報提供ができる
・スマートフォンで情報が得られるので、特別な受信機などを用意する必要がない
(現在はアンドロイド・スマホに対応、本年度アイホンにも対応予定です。)
 開発:金沢工業大学松井教授及びW&Mシステムズ
点字ブロックのコード化とは5×5の警告ブロックの点に色を付けることで2の25乗(33554432)通りの指定ができ、ブロックの中に直角三角形を記入することで方向を確定できるようにしたものです。このブロックの点と方向の認識に人工知能AIの技術が使われて居ます。この30年の間にコンピューターはその性能を100万倍に伸ばしました、それが高速にAIの処理を出来る様にしてきました。点字ブロックから情報が得られる仕組みは視覚障害者に限らず他県や外国からの方などにも有意義な情報の提供が出来ます。ですのでこの仕組みが普及することで点字ブロックの存在が広く知られその上に荷物を置いたり自転車を駐車するなどの行為が良くない事であると認識が広まる事が望めます。
この仕組みを皆さんに知って頂き広く広められたらと思います。

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