ハーネスながの 2008年 4月 第27号
発行:長野県ハーネスの会 会長 原 哲夫
〒390-0304 松本市大村492-3 TEL・FAX(0263)46-9611
第27号 目次
《身体障害者補助犬法》
『補助犬相談窓口がスタート』
《新聞ニュース》
『盲導犬死亡事故で提訴』
《会員近況》
『坂田グループ ホノルルマラソン六日間の旅』
『私のホノルルフルマラソン』
《リタイヤ、デビュー&キャリヤチェンジ》
『オリビア、リタイヤ後は河内長野で余生を』
『3頭目のパートナーは”やや”』
『ビルボは8ヶ月でキャリヤチェンジ』
《パートナーと私》
『富士ハーネス』の共同訓練
《医療費支援》
『これまでに7名が疾病治療費助成を希望』
《謝辞》
『アンケート調査にご協力いただきましてありがとうございました』
《お知らせ》
『2008(平成20)年度総会と研修交流会』
《事務局から》
『会費納入ありがとうございました』
『ハーネス基金健康管理費助成金』
『感謝録』
《編集後記》
目次終わり
《身体障害者補助犬法》
『補助犬相談窓口がスタート』
4月1日から長野県と長野市に「補助犬相談窓口」が開設されます。これは昨年11月の身体障害者補助犬法の一部改正に伴い、都道府県と中核都市(県庁所在地)に設置が義務づけられたことによります。補助犬相談窓口では盲導犬などの補助犬の円滑な使用を支援するため、補助犬使用者や利用施設の管理者から苦情や相談があった場合には法律に基づき適切な指導や助言を行わなければなりません。
長野県では社会部障害福祉課と県内10カ所の地方事務所福祉課に「補助犬相談窓口」が設置され、それぞれ専用電話または電子メールで対応することになりました。
この補助犬相談窓口の設置により飲食店や宿泊施設での補助犬同伴拒否事例の解消または改善につながることが期待されています。
県庁の補助犬相談窓口の電話番号は026-235-7104、電子メールアドレスは”fukushi@pref.nagano.jp”です。
尚、本会では、県の補助犬相談窓口設置とその運営に関して、次のような要望事項をまとめて2月29日に障害福祉課に申し入れました。また、3月24日に役員と使用者会員が県庁を訪れ、県障害福祉課と長野市の担当者と懇談しました。
〈補助犬相談窓口設置に関する主な要望事項〉
1.相談窓口担当者は苦情の相談に基づく、事実の確認と指導や助言が終わったらその内容について当事者に説明(報告)して下さい。
2.相談事例は記録に残し、差し支えない部分については公表して下さい。
3.補助犬相談窓口設置者(県と長野市)、補助犬使用者、受け入れ施設者などの関係者による協議会を設け、円滑な補助犬使用と窓口運営など必要事項を定期的に話し合えるようにして下さい。
4.補助犬相談窓口設置を機会に補助犬使用が円滑に進むように一層のPR、啓発活動に取り組んで下さい。(原 哲夫)
《新聞ニュース》
『盲導犬死亡事故で提訴』
盲導犬がトラックにはねられ死亡し損害を被ったなどとして、財団法人「中部盲導犬協会」(名古屋市港区)がトラックの運転手と高知市の運送会社を相手取り、約542万円の賠償を求めて名古屋地裁に提訴したことが5日分かった。同協会などによると、盲導犬が犠牲となった事故に絡む訴訟は初めてという。
訴状によると、死亡した盲導犬は当時6歳の雌のラブラドールレトリバー「サフィー」。
生まれてから2年間、同協会で訓練を積み2000年に視覚障害の70代の男性に貸与された。
男性とサフィーは05年9月26日午前10時ごろ、静岡県吉田町の交差点で、青信号の横断歩道を渡っていたところ大型トラックにはねられ、男性は骨折など全治2カ月のけがを負い、サフィーは即死した。運転手は業務上過失致傷罪で06年4月6日付で罰金50万円の略式命令を受けた。
同協会は運送会社などと示談を進めたが、運送会社側が「盲導犬の補償をするという話は聞いたことがない」と主張し、まとまらなかったため、先月提訴に踏み切った。同協会は「盲導犬の数が不足し、育成に時間もかかるという希少性を考慮すべきだ」と訴えている。【岡崎大輔】(毎日新聞 2008年2月5日)
《会員近況》
『坂田グループ ホノルルマラソン六日間の旅』
東御市 広沢里枝子
2007年の「JALホノルルマラソン」は、12月9日に行われました。ホノルルマラソンは、7才以上なら誰でも参加でき、制限時間がありません。そのため、ハワイの素晴らしい自然の中を、誰もが自分のペースで走ったり歩いたりできるので、たいへん人気があり、毎年日本から大勢の人が参加しています。
私たちは、ハーネスの会の会員でもあるボランティアの坂田雄之さんをリーダーに、20名のツアーを組んで、12月8日に信州を出発しました。ツアーの参加者は、知的障害などの様々な障害のある仲間と、頼もしい有志の方々です。「ハーネスの会」からは、上原弘三さん、丸山訓代さん、広沢里枝子の3名が参加しました。
ハワイは犬の検疫が厳しいため、今回は誰も盲導犬と行けませんでした。しかし、伴走者のサポートを受けて、上原さんと丸山さんは、なんとフルマラソンを完歩されました。その体験は丸山さんに書いていただきますが、上原さんと、まいちゃん、坂田さんの3人が、15時間近くを歩き抜いて、カピオラニ公園にゴールしたときには、涙がとまらないほど感動しました。
そして、私が参加したのはレースデイウォークでした。
これはクリスマスのイルミネーションに飾られた美しいホノルル市内を、ぐるりと周り、カピオラニ公園までを歩く10キロのコースです。
印象深いのは、28000人もの人が、世界から、まだ暗い早朝の公園に集まって、スタートを待つときの、あの熱気と興奮です。また、当日は、どしゃぶりの雨が打ち付けては、時々太陽がさして、一斉に小鳥達が鳴き始めるという、南国の冬独特の天候でした。その中を私は、ボランティアの友人達と一緒に、ずぶぬれになって歩きました。沿道からの温かな声援に答えながら、全身から雨のしずくをしたたらせ、6時間近く歩き続けたことは、お腹の底から笑いがこみ上げてくるような、痛快な経験でした。
その後は、島内観光をして、たくさんの花と実が同時についた南国の樹木に触れたり、ワイキキビーチでヨットに乗り、風を切って進む初めての体験などをして、大いに楽しみました。
坂田さんは、次は5年後に、ホノルルマラソンのツアーを計画するそうです。
なお、坂田グループでは、3月には富士登山を、8月には東北の旅を計画しています。「ハーネスの会」の皆様も、ご希望の方は、どうぞ、ご連絡くださいとのことです。坂田雄之さんの連絡先 090-2633-2185
『私のホノルルフルマラソン』
松本市 丸山 訓代
明け方からのスコールの襲来がくり返されたと思ったら、今度は燦々と太陽の熱気が降ってきた。
50cmのロープで見えない私を伴走してくれている20代の若いOさんは、日焼けが気になるらしい。給水所で水を飲んだついでにサッと日焼け止めクリームを塗り直している。私はといえば、フルマラソンを走破しようという途方も無い事に立ち向かっているので、その余裕は無い。
ホノルルフルマラソン(42.195km)に坂田グループで参加したのは、視覚に障害のある人4人、知的障害の若い女性1人(M子さん)、伴走者4人であった。本会会員の上原さんと私も含まれている。
コースは、珍しい鳴き方の小鳥の声がする森の道、ダイヤモンドヘッドという山の脇を通って海岸の道、大吹奏楽団の応援演奏や、手作りクッキーを作った市民たちのサービス等々、楽しいものであった。
往路と復路がすれちがうハイウェイの道では、後を走っている上原さんとM子さんに出合ってお互い大声でエールを送り合う。しかし30kmを越えると、どうにも足の裏の痛みが増して耐えられなくなってくる。行く手にはハイビスカスの丘に続く上り坂が待っている。Oさんも私も次第に歩幅もせまくなって、道がはかどらない。疲れた足を休めて、持参のバナナなど食べるが、休むとなお、歩き出しがつらい。自分たちの足を励ますため「365歩のマーチ」など歌うといくらか元気が出た。
道をやや下って、ついにワイキキ海岸のそばのカピオラニ公園のゴール地点に到着。お祝いの貝殻のレイを掛けてもらった二人は、草むらにくずれこんでしまった。朝5時から出発し、約9時間のコースタイムであった。上原さんとM子さんは日もとっぷりと暮れた7時すぎにゴール。
驚異的な頑張りに皆の拍手が湧きました。その後に最終ランナーのダウン症の少年が到着したが、最後のゴールまで待ってくれる大会役員の温かさも嬉しいものでした。
我がグループは皆、感激の完走を果たし、サポートの皆さん、ホノルル市民の皆さんに感謝一杯でした。
ホノルルで見つけたことがあった。障害を持つ人ほど後半に強い持久力を発揮するということで、それは逆境に耐えた代償として、天から授かった宝物かも知れない。
《リタイヤ、デビュー&キャリヤチェンジ》
『オリビア、リタイヤ後は河内長野で余生を』
松本市の滝沢英樹さんの2頭目のパートナー、オリビア(♀、11才8ヶ月)が昨年12月10日に盲導犬としての仕事から引退しました。オリビアは大阪の日本ライトハウス行動訓練所出身でラブラドールとゴールデンレトリーバの混血種。滝沢さんとは10年間の間歩みを共にしてきました。
リタイヤ後は大阪府河内長野市の窪田さんの家庭で元気に過ごしています。窪田さんはかつてオリビアのパピーウォーカーとして生後2ヶ月から満1才ごろまで世話をしました。オリビアは、幼少期を過ごした”実家?”へ里帰りして余生を送っていることになります。
『3頭目のパートナーは”やや”』
滝沢さんはオリビアを引退させた後の12月10日から2週間、日本ライトハウス行動訓練所で3頭目の盲導犬との共同訓練を受けました。3頭目のパートナーの名前は、”やや”。ラブラドールとゴールデンの雑種f1で2才の♀。体重は約25kgでゆったりと歩くのが特徴だそうです。
共に歩き始めて丸3ヶ月が過ぎ、少しずつお互いのことを理解してきたのではないかと話しています。
『ビルボは8ヶ月でキャリヤチェンジ』
岡谷市の北澤とも江さんの2頭目のパートナーのビルボ(雄、2才、ラブラドール、黒)は、盲導犬の仕事をあきらめ、キャリヤチェンジ(任務変更)して新たな仕事に励んでいます。
ビルボは06年12月に日本盲導犬協会の所定の訓練プログラムを終了して、1才8ヶ月から北澤さんの2頭目のパートナーとして歩き始めました。センターでの共同訓練中は全く問題はなく、岡谷市での日常生活も順調にスタートしたかに思えました。しかし、ビルボは安全歩行上の重大な問題を抱えていることが徐々に明らかになってきました。歩行中に他の犬へ反応して吠えたり、関わろうとしたりする行動が顕在化してきたのです。道をしっかりと案内しているときでさえも、遠くを散歩中のペット犬、ときには主人を誘導中の盲導犬を見つけると、すれちがう距離まで近づいて急に吠え出すという症状でした。フォローアップで訓練士が同行するときには症状はぴったりと止まるのですが、通常歩行にもどると全く改善は見られませんでした。
07年8月に再び盲導犬協会に戻り、改めて検査や訓練を重ねた結果、盲導犬としての適性に問題があることが分かりました。現在は日本盲導犬協会の仙台センターで一般市民のための体験歩行のデモンストレーションや盲導犬普及事業のための活動を行うPR犬として働いています。
尚、北澤さんは08年3月から3頭目のパートナーと歩き始めました。そのリポートを本号「パートナーと私」で掲載しています。
《パートナーと私》
『富士ハーネスの共同訓練』
岡谷市 北澤とも江
以前、会報に「ゼーダーから、ビルボへバトンタッチ」という内容で、盲導犬の引退と代替について書きました。ビルボに渡されたバトンは、この度、3頭目のキュエロに引き継がれました。
新パートナー「キュエロ」・・・メスのラブラドール。年齢2才、色はイエロー、体重は25キロです。キュエロは、スペイン語で、「愛」という意味です。よろしくお願いします。
今回の共同訓練は1昨年秋にオープンした、静岡県 富士宮市にある、日本盲導犬総合施設『富士ハーネス』で行われました。『富士ハーネス』は、盲導犬の繁殖から、引退後の老犬ホームまでを併設した、盲導犬の一生を支援している施設です。
平屋建ての棟が、東西に幾棟か並んでいてその建物を南北につきぬけるようにウッドデッキのプロムナードが延びています。この施設は一般公開されていますので、ペット連れの見学が可能です。
正面玄関がある、管理棟には、ラウンジがあり、そこは見学客も休憩所として利用できます。
ラウンジは、共同訓練期間中は訓練生の食堂としても使用されていますので、この施設にいることによって、自然に様々な体験をしながら共同訓練の基礎ができてしまう利点があります。また、ラウンジと居室棟への往復には、屋根つきの外廊下とウッドデッキのプロムナードを歩いていかなくてはなりませんから、そこも盲導犬歩行の訓練になります。
例えば、管理棟から、居室棟へ行くのには、3本目の外廊下を曲がることになるのですが、屋根付きの外廊下は床がコンクリート、そこを十文字にウッドデッキのプロムナードが連絡している構造です。ぼんやりしていると、角で曲がれずに、ウッドデッキを歩き続けてしまい、そのまま駐車場へ入ってしまうのです。。また、管理棟への入口と出口のドアは、2メートル離れて並んでいますので、出入りのドアを間違えると方向感覚が変わってしまい、犬が、これまで住み慣れていた犬舎へ戻る可能性があります。靴底の感触の違いや音、日差し、風の当たり具合で、自分が現在どこにいるのかを常に考えていなくてはなりません。先に歩いている訓練生仲間についていけば良いかというとそれが災いのもととなり、自分の犬がルートを覚えてくれないかも知れません。ひとりずつ、自分の方法を工夫しながら、朝昼晩の行き帰りを利用して、パートナーとのコンビネーションを作り上げていくのに、プロムナードはちょうど良い練習場となりました。
居室は洋間で、トイレ、洗面、風呂場は、独立しています。ロフトがついていて、家族などの付き添いの宿泊も可能です。各室に、ウッドデッキが設けてあり、そこから犬のトイレ出しをするのですが、すぐ前方に駐車場が広がっていて、見学客や、ペットたちの誘惑にさらされます。
いかにして、自分の犬を集中させられるかという点でも訓練に利用できるのですが、これはなかなかの難題でした。
共同訓練の内容は、トレーニングルームでの服従訓練から始まって歩行スピードの調節、広い歩道と狭い歩道、歩道のない道路、飼い犬が吠え立てている住宅街歩行、階段、エスカレーターの乗降、店内歩行、飲食訓練、車両訓練、バスや、電車の乗降の仕方と駅構内歩行など、生活に必要なことを想定して様々に行われました。歩行の実技だけではなく、盲導犬の歴史、犬の行動学、犬の病気と健康管理、ユーザーとしてのマナー、身体障害者補助犬法などを受講しました。
3月初めに共同訓練を終了し、キュエロと順調に、自宅周囲の散歩コースを歩いている毎日です。キュエロも家に来てから10日ほどですので、時々立ち止まって考えていることもあります。
雪や氷がまだ道路をふさいでいます。道路わきで雪を片付けている人の気配がしました。私は、すかさず聞いてみます。「すみませんが、教えてください。わたしは、道路の左端を歩いていますか?」その、問いかけに年配らしき男性の声が返ってきました。「ちゃんと歩いていますよ。」ああ、良かった・・・。今日は、コンビニへ、牛乳を買いに行きたいのです。そんな、普通のことがうれしくてなりません。
《医療費支援》
『これまでに7名が疾病治療費助成を希望』
ハーネス基金では本年度、盲導犬および引退犬にかかった疾病治療費の半額を助成する疾病治療費半額助成事業を試験的に実施しました。これは、疾病治療とそれらの診察、検査や投薬に要した医療費を助成の対象としています。但し、フィラリア予防薬と混合ワクチン接種とそれに関わる抗体検査料は含まれません。疾病治療費助成を希望する場合は、治療内容が分かる領収書または動物病院の医療費支払い証明書が必要となります。
本年度は2月末までに7名の盲導犬使用者から助成の希望がありました。これらへの助成の合計額は44,067円、平均額は6,295円。また、最高額は12,338円となっています。
本年度の対象期間は3月31日までに支払われた疾病治療費となっており、希望していて未だ申請していない会員は4月10日(必着)までに事務局へ必要書類を送って下さい。
尚、この事業は2008(平成20)年度も試験的に実施し、利用状況と基金会計の見通しなどを検討した上、その後も継続するか否かの方針を決めていきたいと考えています。
《謝辞》
『アンケート調査にご協力いただきましてありがとうございました』
長野県ハーネスの会ユーザーの皆様、麻布大学大学院の山本真理子です。
昨年の4月頃に行わせていただきました、補助犬とユーザーの皆様の関係に関するにアンケート調査の件では大変お世話になりました。
無事に調査を終え、結果をまとめることができましたので、大変遅くなりましたがご連絡させていただきました。
アンケートは47名という決して大人数によるものではありませんが、補助犬ユーザーの皆様が補助犬と生活する上で持つ困難について詳細に把握することができるものになったのではないかと考えております。
本結果は、わたくしの修士論文の一部で「ユーザーと補助犬の関係の現状把握」として用いさせていただきました。
アンケートの詳細につきましては、本メールに添付させていただきました。また、本調査を製本したものをお送りさせていただければと思っております。調査に関する質問等がございましたら、下記までご連絡いただければと思います。
このたびは、お忙しい中、調査にご協力いただきどうもありがとうございました。
麻布大学大学院 介在動物学研究室 山本真理子
※山本さんからは本会に研究論文をまとめた小冊子をいただきました。
研究論文の要約したものを次号で紹介する予定です。
《お知らせ》
『2008(平成20)年度総会と研修交流会』
運営委員会
長野県ハーネスの会の2008年度総会と研修交流会を6月1日(日)の午後1時30分から
松本市県の森文化会館で行います。
多くの会員の皆様のご出席をお待ちしております。
今から予定に入れておいて下さいね。
《事務局より》
『会費納入ありがとうございました』
3月15日現在で149名の会員の方から平成19年度会費2,000円の納入を頂きました。
会活動とハーネス基金の運営を支えて下さいました事に心から感謝申し上げます。
『ハーネス基金健康管理費助成金』
本年度の健康管理費助成金として1頭当たり5000円を27名の盲導犬ユーザーと、引退犬9頭の飼育者7名の口座に送金いたしました。ご確認をお願いいたします。
『感謝録』
今年も多くの会員の方から年会費以外にご寄付やカンパをいただきました。寄付金・カンパ合計は210,700円となり、全てハーネス基金として盲導犬と引退犬の支援に使わせていただきます。
ここにご芳名をご紹介させていただき厚く御礼申し上げます。(順不同、敬称略)
金井修司 倉石千枝子 上原弘三 小田道子 中沢 医 丸山訓代 佐藤英吉 茅野永伯 飯蔦悦代 井川さゆり 市橋利子 伊藤正幸 今村邦彦 今村和久 奥原泰子 倉島憲代 黒沢美那子 小池フミ子 小林寿美子 小林房江 小林 操 小山尚子 近藤順子 篠崎由起子 杉本宣子 瀬川秀正ご家族 高瀬制一ご夫妻 多田艶子 田中淑子 寺島和音 轟 輝子 新村正子 原 智彦・仁美 藤川満希子 藤森求女 古内みづほ 三村惇子 宮坂玲子 宮澤藤貴子 村嶋育子 甕健子ご家族 山口宰四郎ご夫妻 弓田渉ご夫妻 横関恭子 渡辺実香 (以上)会計担当 田中安子
《編集後記》
ここのところの暖かさで、庭の福寿草が一斉に黄色い華やかな花を咲かせています。水仙の芽もグングン伸び始め、フキノトウも顔を出しています。春ですね。今年の冬は雪が多く、寒さも厳しかったので、いつも以上に春の到来が嬉しい気がします。日増しに濃くなる春の空気を吸い込みながら、春を探しに出掛けてみませんか?
さて、「ハーネスながの27号」は、いかがでしたでしょうか?今号では、ユーザーの方の原稿を多く載せさせていただきました。
会員の皆様の近況など、お寄せいただければ嬉しいです。(池田)