梅雨の湿気と不安定な雨にうっとうしさを感じる毎日でございます。皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか。日頃の会へのご支援・ご協力に感謝申し上げます。
皆さまへのお知らせと報告をたより3としてお届けします。期日が迫り参加制限が有る事業もありますので、参加申込が間に合わなかった場合はご容赦くださいませ。よろしくお願い申し上げます。
1.長野県視覚障害者福祉協会・ヨガ体験会
視覚障害者福祉センターにて開催するヨガ体験会の参加者を募集しています。
〔開催の概要〕
日時:9月5日(日)
受付 10:00〜10:30
体験 10:30〜11:30
会場:県視覚障害者福祉センター 松本市旭2-11-39 TEL:0263-32-5632
定員:9名
※ヨガマットを敷く都合で9名までの受付となります。
また、補助が必要な為、ガイドヘルパーさん等とご参加下さい。
持ち物:大きめのバスタオル(ヨガマットの上に敷いて使います)
水分補給用の飲料、汗拭き用タオル
上履き(センターのスリッパで良い方は必要ありません)
申込締切:8月20日(金)
申込先:長野県視覚障害者福祉協会事務局(TEL 0263-32-5632)
受付は先着順となっていますのでお願い致します。
2.情報講習会「視覚に障害の有る人向けハザードマップの学習会」
日時:令和3年8月22日(日) 10:30〜12:30
会場:長野県視覚障害者福祉センター(松本市旭2-11-39 0263-32-5632)
主催:長野県視覚障害者福祉協会 情報機器研究部
講師・協力:長野高専 電子情報工学科教授 藤澤 義範 様、他
内容:近年、地震や台風などによる災害が日本の各地で発生しています。
2019年の台風19号では長野県でも長野市を始めとする多くの市町村で災害が発生しました。この様な状況の中で、私たちの生活している地域の安全や安全確保の為の避難を考える上でハザードマップはとても重要なものです。災害の種別に応じたハザードマップがありますが、視覚に障害の有る者にも状況が分かる物はあまりありません。長野市の長野高専の藤澤先生と学生さんが、視覚に障害の有る方々とハザードマップの立体表現などで目が不自由でも状況を知ることが出来るハザードマップを作成されました。先生のお話を聞くと共に、実際にハザードマップに触れて学びたいと思います。その上で、今後それぞれの住まう地域で必要なハザードマップの製作が出来るのか考えるきっかけとしたいと思います。
3.デジタル活用支援事業(総務省事業)
[松本市での講習会と相談会のお知らせ]
これからの行政や民間のデジタル化を推進するにあたり、デジタル化についてよく分からない方や、最初の一歩がなかなか踏み出せない方を対象に、やさしい講習会や個別の疑問や不安に対する相談会を開催することで、デジタル化推進について理解を深めて頂くことを目的としています。松本市在住の皆様だけでなく、どなたでも参加可能です。(マイナンバーカード申請支援を除く)
障がい者とご家族向け講習会の詳細は以下の通りです。
(1)8月22日(日) Mウィング 3-B視聴覚室 13:30〜15:30
携帯各社のプラン比較
スマホ基本操作を体験
障がいに応じた設定
(2)8月29日(日) Mウィング 3-B視聴覚室 13:30〜15:30
生活に役立つアプリの紹介
防災アプリと緊急通知の設定
ナビゲーションシステムの現状と未来
(3)9月12日(日) Mウィング 3-B視聴覚室 13:30〜15:30
マイナンバーカードについて知ろう
松本市が計画するオンライン申請について
(4)個別お悩み相談会
8月27日(金) Mウィング 3-B視聴覚室 13:30〜15:30
9月 5日(日) Mウィング 3-B視聴覚室 13:30〜15:30
9月17日(金) Mウィング 3-B視聴覚室 13:30〜15:30
9月19日(日) Mウィング 3-B視聴覚室 13:30〜15:30
会場のご案内
住 所:松本市中央1丁目18ー1(駐車場はありません)
電 話:0263−32−1132
ガイド:会場周辺にボランティアガイドを配置しています。
建物から会場までご案内いたします。
参加申し込み
参加希望者は?お名前、?連絡先、?参加希望日を前野までメールか電話 でお知らせ下さい。費用は一切かかりません。
4.松本市健康福祉部障害福祉課との懇談を実施しました
令和3年6月29日(火)10時より市役所にて懇談をし、実情や要望をお伝えし、意見交換をしました。主な話題の項目のみ記します。ご質問は前野までお願いします。
[?]新型コロナウイルス感染拡大防止対応から生じている不自由さなどをお伝えした。
[?]歩道に敷設する点字ブロックは途中で切らず連続して設置して欲しいと要望した。
[?]歩道の無い路肩にも方向などが分かる何らかの標識の設置を要望した。
[?]路線が異なる同じ名前の停留所は異なる名前にして欲しいとの要望を伝えた。
[?]信号機の新設・更新時は必ず音響または音声の出るものを設置するよう要請した。
[?]日常生活用具に次の機器を加えられるよう要望した。
タッチボイス、音声色彩判別装置、音声式紙幣判別装置
[?]トイレへの誘導およびトイレ内の点字ブロックの敷設の要望をした。
[?]生活支援事業の重度障害者等就労支援特別事業を松本市でも実施するよう要望した。
[?]新しく視覚に障害の有る方向けの事業所を開設したいと考えている事を伝えた。
5.松本市などの行政からの支援や通知、皆さんの行政への手続きなどでお困り の事が有りましたら、役員または前野までお伝えください
松本市の障害福祉課より行政手続きなどで困ったことが有ったらお知らせくださいとの話を受けています。お困りの事が有りましたら前野または障害福祉課にお伝えください。出来る限り対応を考えて対応致します。
6.松本視覚障害者福祉協会のホームページを開設しました
前回のたよりにも掲載しましたが、改めてお知らせ致します。
会からの連絡をたよりに合わせホームページでもお知らせ致します。
一般の皆さんに当会を知って頂くとともに皆さんが情報を早く得られる方法を増やしました。ご覧になれる方は観てください。
http://mshisyokyo.naganoblog.jp/
7.会費納入のお願い
本年度の会費納入がお済みでない方はお早めの納入をお願い申し上げます。
総会の資料をお送りした際に会費の振り込み用の用紙を同封致しましたが、お手元に振込用紙が無い方は前野までお申し付け下さい。急ぎ記入済みの振込用紙をお送りします。お手数をお掛け致しますがよろしくお願い申し上げます。
8.視覚に障害の有る方への支援をする事業所を開設したいと計画を進めていま す
外出の為の支援が十分に受けられないと訴える方が居ます。また、視覚障害への理解を広める啓発活動や視覚障害者向けの講習会などを開催できる事業所を目指しています。
松本視覚障害者福祉協会もこの活動を支援して行くことを役員会で承認しました。今後は進捗状況など皆さまにお伝えして参ります。ご協力をお願い申し上げます。
9.あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律附則19条1項 に関わる訴訟関連の署名について
視覚障害者以外の者を対象とするあんまマッサージ指圧師の学校又は養成施設の新たな設置及び定員の増加を制限する附則19条1項の規定を違憲であるとの訴えは無効で有るとの国の主張を支持し継続を希望する旨の署名に対応してくださいました皆さま、ありがとうございました。今後もご協力をお願いすることが有ると思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
末筆となりましたが、これから暑い日が予想されますので、熱中症などご注意いただきまして、お身体を大切にお過ごしくださいませ。
会 長 前野 弘美