ハーネスながの 第42号


ハーネスながの
2014年 3月  第42号
発行:長野県ハーネスの会会長 前野 弘美
FAX 0263(35)8024  携帯080-1043-7315
事務局:〒390-0871 松本市桐2-4-44-1
http://www.harness-nagano.com
本号の目次
《報告》    
  『第3回運営委員会開かれる』
 『平成25年度のワンちゃんたち』
《イベント》  
  『乱世の中を無事帰城』
  『ピーアール犬・ビルボの引退式』
《連載/信州こんなところ・こんな話?》
  『こんにちは、ちょっと一息』(3)
《もっと知りたい犬のこと 連載1》
  『キスはだめでしょ』
《デビュー》
 『小田さんとオルト』
《連絡》
  『会報が変わります』
《会員からの一言》
 『応援ありがとうございます』
《感謝録》
  『おこころありがとうございます』
《ハーネス基金》
  『2013(平成25)年度の支援実施報告』
《編集後記》
《報告》
  『第3回運営委員会開かれる』
 3月2日(日)長野市の長野市障害者福祉センターにおいて、
平成25年第3回運営委員会が行われました。
参加者は13名、盲導犬は8頭でした。
主な内容は、以下のとおりです。
1. 連絡・情報交換
・補助犬の飼育管理費助成に関しての要請
 日本盲導犬協会とユーザーさんがともに行い、
長野県ハーネスの会としても賛同しました(伊那市・諏訪市・東御市・岡谷市)。
・補助犬の健康診断「ドッグ・ドック」の実施(ハローアニマルにて)。
・新設された「全国盲導犬協会」の紹介
・エンジン音のしない自動車の危険性(体験談)
・病院で盲導犬の受け入れがうまくいった事例の報告
・iPhoneやiPadの話題など。
2. 第2回運営委員会後の事業について
 ○ウェルカムチーム:
 松本市でのJAのイベントや第12回真田幸村ロマンウォークに参加し、会のPRをしました。
 前回の運営委員会で長野県ハーネスの会のジャケットなど、
できないかという提案があったので、
ジャケット作成費用の助成依頼を共同募金会に提出しました。
 ○対策チーム:
 相談事例はありませんでした。
 ○編集チーム:
 会報「ハーネスながの・41号」を発行しました。
 ○ハーネス基金チーム:
 6頭の実働犬・引退犬に対して、
462,651円の助成金を送金する予定です。
 ○事務局チーム:
 会への寄付・会費の納入状況について、報告がありました。
 会のホームページをリニューアルしました。
3. 来年度の事業について
 総会の期日が、6月15日(日)に決まりました。
 来年度は、役員改選の年にあたります。
 長野駅に補助犬用トイレを設置してほしいという希望があるので、
駅の改修工事を機会に設置してもらえるように、会として働きかける予定です。
4. その他
 広報のあり方・名簿の整備などについて、話し合いました。
 来年度は盲導犬の代替え希望者が集中しそうなので、その状況についての確認をしました。
【加藤久美】
『平成25年度のワンちゃんたち』
 3月1日現在の
本会に登録されている現役盲導犬と仕事から離れた引退犬の頭数を報告します。
(1)盲導犬は全部で24頭です。
   内訳は前年度からの継続が23頭、新規が1頭でした。
また、代替犬(引退させた後の後継犬)が1頭ありました。
(2)引退犬として飼育されている犬は5頭です。
(3)死亡した引退犬は1頭です。
(4)市町村別頭数
  ○現役盲導犬: 24頭
   安曇野市1、 飯田市2、 伊那市1、 上田市1、 岡谷市1、 
   坂城町1、 佐久穂町1、 下諏訪町1、 諏訪市1、 立科町1、
    千曲市1、 東御市2、 長野市3、 松本市6、 県外1。
  ○引退犬: 5頭
   上田市2、 喬木村2、 松本市1。
【編集チーム】
《イベント》
『乱世の中を無事帰城』
 ウェルカムチーム 丸山訓代
 本会のチームリーダー会議で、盲導犬の入店拒否の事例も多いことから、
一般に啓蒙の必要があることが話し合われ、様々な一般イベントに参加している。
10月27日(日)ひんやりとした朝の空気の中、出陣太鼓の音高く
「真田幸村ロマンウォーク」Eコース(城下町周遊4キロ)の隊列の中、
我々ハーネスの会の5人と3頭は出発した。
配られた地図を片手に坂田さんと依田舞さんの誘導の大声も届かず、
せっかくの太鼓の演奏を坂田さんの大きなジェスチャーで止めてもらうというハプニングで始まった。
 昔の二の丸の跡にできた陸上競技場などの公共施設の脇を通って行くと、
秋の日差しが心地よい。
通りがかりの他の参加者が、公園の車止めの有るところを通るときは
手を貸してくれて「盲導犬かわいいね」などと言ってくれる。
あちこちで盲導犬を見守っていてくれる視線を感じる。
 昔の敷石が残る道を落ち葉を踏んで行くと
柳町の掛水の保命水の水音が聞こえ、
前野会長はじめ皆で柄杓の水でのどを潤す。
前野さんのクール、松尾すみ子さんのウィング、私のラピートも、
ビニール袋にいれた水をはね飛ばしながら美味しそうに飲む。
地図に従って、城下町を右折左折繰り返して歩くが、
私のラピートはどうしたわけかすごい張り切りようで、
坂田さんを追い越して「池波正太郎真田太平記館」に着く。
童顔の猿飛佐助が、長刀を背負って左脇に手裏剣を持って迎えてくれた。
馬場町、袋町、ねずみ小路などを通って上田駅から車坂を登り
藩主居館跡は今は上田高校となっているが、
その正門は昔のままで木製の扉にお椀型の鋲が厳めしさ残している。
端から触って歩くとかなりの幅である。
 二の丸の石垣に組み込まれた巨岩は築城の際、太郎山から切り出したものだそうで、
触ると両手に余る見事なものだ。
町の中でコーヒーや昼食をとり城下町を楽しみ制限時間ギリギリにゴールして、
本丸地点できのこ汁の振る舞いを受けた。
 頂いた「完歩之証」には、
「あなたは、この度乱世のなかを本丸まで無事到着御座候也
この度之真田幸村ロマンウォーク完歩之証文にて奉之候也」とあった。
追記
 帰ってから、池波正太郎の真田太平記を
点字図書館よりデイジー図書15巻を借りて傾聴したが、
それによると上田城は、幸村の父昌幸が、1586年に築城。
(松本城築城より七年前)二度に渡って徳川軍を敗退させた堅固な城であったが、
関ヶ原合戦(1600年)の後に破却された。
『ピーアール犬・ビルボの引退式』                    岡谷市 北澤とも江
 昨年(2013年)10月27日、
日本盲導犬協会・仙台訓練センターのピーアール犬の引退式に参加してきました。
日本盲導犬協会では、センター毎に、ピーアール犬の引退式を行なっていますが、
仙台訓練センターの引退式は珍しい形式です。
仙台訓練センターでは、毎年、秋に「さくまつり」という地域の収穫祭が、
訓練センターの敷地内で開催されるので、
その祭り会場のステージで、祭り参加者に見守られて、引退式が行なわれます。
 仙台訓練センター所属のピーアール犬で、2013年に引退した3頭の中に、
ビルボという犬が入っていました。
ビルボは、盲導犬として働いていたのは短い期間でしたが、私のパートナーでした。
一旦、協会に帰ったビルボは、普及啓発の仕事をすることになり、
ピーアール犬として仙台に旅立ちました。
以来、引退するまでの約6年間、仙台訓練センターが担当する
東北6県と、新潟県を旅して盲導犬の普及啓発活動をしてきました。
ピーアール犬の仕事は、盲導犬の訓練の実演をしたり、
歩行体験希望者の相手をしたりといったことのほかに、
もっとも多い仕事は、盲導犬育成のための募金活動への同行です。
寒い日や暑い日、雨や雪の降る日もあったことでしょう。
 2011年3月11日、東日本大震災が東北地方を襲いました。
ビルボはその日も仕事に出ていたそうです。
震災後、仙台訓練センターに所属している訓練犬とピーアール犬たちは、
神奈川県や静岡県などの協会施設へ次々と避難していきましたが、
ビルボは、残留部隊として仙台にとどまり、
被災地で普及啓発活動の仕事を続けていたとのことでした。
そのこともあり、ビルボは東北地方で最も知られたピーアール犬だったようです。
「さくまつり」の会場に設けられたステージに、
この日の主役のピーアール犬3頭が登場しました。
会場に集まった参加者から「ありがとう!」「ご苦労様!」という
ねぎらいの言葉と、拍手がおくられます。
司会者の進行のもと、感謝状と記念品の贈呈が行なわれました。
記念品は金色に輝く大きなメダルと、犬の名前を刺繍したナイロンカラーで、
引退した犬の首にかけられました。
ビルボは2番目に紹介されました。
一段と大きな拍手と「ビルボー!」の声があちこちから上がりました。
ビルボの出動回数は500回を超えたとのことでしたが、
この数はピーアール犬の仕事量としては記録的だったとのことです。
りっぱに役目を果たし、大勢の人に愛され、引退を祝ってもらえたビルボの姿に、
うれし涙があふれました。
 式の終了後、ビルボの現在の飼い主さんや、
ビルボのパピーウオーカーさん、一時預かりをしてくださっていたご家族など、
まるで、ひとつのファミリーのようになって、ビルボを囲みながら思い出話に花を咲かせました。
みんなが笑顔になれたひとときでした。
写真説明 ステージ上の引退犬、真ん中がビルボ
《連載/信州こんなところ・こんな話?》
『こんにちは、ちょっと一息』 (3)
 南信州、喬木村で、いちご栽培を中心とした農業に携っている清水純子さんが、
昨年秋から2頭目の引退犬を飼育しています。
以前、このコーナーで千曲市の小田道子さんとパートナーのバル(メス、11歳)を
紹介しましたが、そのバルが、純子さんの家族に加わりました。
 清水家は、ご主人の武志さん、純子さん、
3年前に引退犬として引き受けたバイラル(メス、6歳)、猫3匹の構成でしたが、
純子さんは、かなり前からバルの引退後の飼育を決めていたので、
犬の名前を呼ぶときに混乱しないように、バイラルをアンズと改名し、
バルの引退に備えました。
 引退犬を複数飼育することに心配もありました。
例えば引退犬の場合、年齢が高くなると、医療費がかさむことが考えられますし、
先住犬と、後から加わる犬との相性がどうかという心配もあるでしょう。
アンズとバルの性格は正反対。
アンズは、真面目でおとなしく、ちょっと引っ込み思案です。
一方、バルは、陽気で外交的な性格なので、多くの人から好かれてきました。
「バルが来たら、アンズの存在がおびやかされるのでは?」と気掛かりだったそうです。
純子さんは、「2頭は年齢差があることと、バルとアンズを早くから
会わせることで少しずつ慣れさせることができるのではないか。」と
考えて、かなり早くから準備に掛かっていたのです。
ところがそれは取り越し苦労に過ぎなかったことが判明。
バルの社交的な性格につられたのか、アンズの性格がすっかり明るくなったとのことです。
純子さんは、お行儀の良いアンズに対して、
「もっと、わがままになりなよ!」と思うくらいでしたから、
バルがアンズの心を解放してくれたことにほっとしたとのことです。
現在、喬木村は連日、いちご狩りのお客様でにぎわっています。
清水さんのいちごハウスでも、
アンズとバルが、純子さんと一緒に「おもてなし」の仕事にいそしんでいて、
ワンちゃんのいるハウスとして、お客様からご指名があることも・・・・。
 純子さんと2頭の引退犬を訪問した日は、
喬木村社会福祉協議会と同村保健福祉課の協力のもと、
純子さんが以前から活動に取り組んでいる、
盲導犬マナーコート製作ボランティアグループ
「喬木村手芸楽団」(タカギムラ シュゲイガクダン)の月例会の日でもありました。
「喬木村手芸楽団」に登録しているメンバーは9名です。
月例会には、各メンバーが得意とする
編み物や、布作品などを持ち寄って、お互いの情報交換や親睦をはかっています。
 最初は盲導犬のコート製作に協力という目的で始めた活動でしたが、
コート製作の依頼が少なく、せっかくの腕前がもったいないと、活動の範囲を広げて、
喬木村の地場産業でもあるいちごを手芸で表現した
マスコットの製作も手掛けるようになりました。
他にもメンバーそれぞれがアイデアを駆使して製作した作品を、
「たかぎ農村交流研修センター」(いちご狩の受付もしています。)にて販売し、
その収益金を盲導犬育成と村内福祉に寄付していこうということになりました。
また、大阪の日本ライトハウスへは、
犬のサニタリーパンツを100枚贈ることができました。
〔写真の説明〕
いちごハウスの中のアンズとバルと清水純子さん
喬木村手芸楽団の月例会に出席されていたメンバーさんたちと、
カラーでお伝えできなくて申し訳ないのですが、
いちごマスコットの携帯用ストラップ、ロールペーパーカバー、
ラベンダーの香り入れなど、作品の一部です。
〔記事担当:北澤〕
《もっと知りたい犬のこと 連載1》
『キスはだめでしょ』
 犬の健康についての豆知識を紹介するコーナー!
 今回は・・・「キスはダメでしょ!」 
 家の中でイヌと一緒に暮らす方がだんだん増えています。
すると、当然密に彼らと接触する機会が増えます。
あま咬みを許したり、
私たちの手や顔を舐めることを許したりすることがよくあると思います。
ひどい場合は、イヌとの長時間にわたるキスを楽しむ方もおられます。
私はその光景を想像しただけで気分が悪くなります。
イヌの口の中は微生物でいっぱいです。
代表的なものに、連鎖球菌、
コリネバクテリウム、エイケネラ、カプノサイトファーガがあります。
ちょっと考えてみれば分かるでしょう。
彼らは散歩をすれば地面を舐めます。
地面には他の生き物の糞尿が付いています。
また彼らは自分や他のイヌの陰部や肛門を匂ったり、舐めたりもします。
彼らの口はとても汚いのです。
イヌに咬まれた傷から微生物が侵入し、死亡する例も出ています。
 私は獣医師という職業ですから、毎日こういった危険と隣り合わせの環境にいます。
1頭診察するごとに、平均3回くらい手を洗います。
身体検査をしたら1回、糞便検査をしたら1回、尿検査をしたら1回、
画像検査をしたら1回、血液検査をしたら1回、診察を終えたら1回。
1日10件診察すると30回。
それに私がトイレを済ませた後や外出先から戻ったときなどの日常の手洗いも含めると、
1日40回以上を数えることになります。
 手が荒れてしまうはずです。
手の保湿の手入れが欠かせません。
また、診療中に動物の唾液や鼻汁が私の顔や頭にかかったり、
口の中に入ってしまうこともあります。
そんなときは少し時間をいただいて、洗顔やうがいをきっちり行います。
みなさんもご自身やご家族の健康のために、衛生には十分気をつけて、
動物との暮らしをお楽しみください。
 キスはダメでしょ!                       〔獣医師 橋本知也〕
※「ホワイトハーネス38号」
(日本ライトハウス盲導犬訓練所「盲導犬を育てる会」発行)から転載。
《デビュー》
『小田さんとオルト』
 昨年(2013年)9月、
千曲市在住の小田道子さんが、盲導犬の代替えをしました。
大阪の日本ライトハウスで、3頭目のパートナーとなった
「オルト・オス・26kg・茶色」と、2週間の共同訓練を無事に修了しました。
 小田さんにとっては、初めてのオス犬とのコンビです。
しかし、これまでのメス犬たちとの違いは、あまり感じないとのことです。
「3頭とも、とっても素直な性格で自分と相性も良かったし、
お腹をこわしたこともなく健康な犬に恵まれて有難い。」と語る小田さんです。
 オルトは、まだ慣れない道では、
「大丈夫かなあ?」というように、小田さんを見上げる仕草をします。
「大丈夫だよ。」とうなずくと、安心してしっかりした足取りでガイドします。
ときには、道をまちがえることもあるそうですが、
そういうときには、小田さんが慌てず騒がず、通りかかった人に尋ねたり、
わかるところまで戻ったりしながら、リードし、
オルトに自信をつけるように気を配ってあげます。
自宅にいるときのオルトは、大変な甘えん坊になるそうで、
小田さんにまとわりついて離れないので、
その熱心さに少々苦笑いといったところだそうです。
皆さん、どうぞ新しいパートナーのオルトをよろしくお願いします。
(記事担当  北澤)
《連絡》
『会報が変わります』
 編集チーム
 会報”ハーネスながの”は、平成26年度から新しく生まれ変わります。
本会設立から毎年ほぼ3回のペースで発行し、本号で通巻42号となりました。
43号からは原則として毎年1回、年度の後半に発行となります。
 内容的には本会の年間活動の報告やまとめ、障害者福祉や地域生活に関わる解説、
会員からの投稿などを考えています。
 また、折々にお伝えしてきた本会からのお知らせや連絡、情報は
ニュースレターのような形で随時広報できるように検討中です。
 これからもよろしくお願いします。
《会員からの一言》
『応援ありがとうございます』
・ハーネスながの40号 楽しみに読ませていただきました。
皆様のご苦労に深く感謝申し上げます。
(諏訪市 伊藤さん)
・目まぐるしかった1年が過ぎ、今やっと普通の生活となりました。
ハーネスの皆様、ワンちゃん達、お元気ですか。
これからも頑張って下さい。
(長野市 多田さん)
・冷え込みが厳しくなってまいりました。
会員の皆様お変わりなく過ごされていらっしゃる事と思います。
良いお年をお迎え下さい。
(長野市 多田さん)
・厳しい冬の寒さがまた訪れました。
御多忙の日々、皆々様いかがお過ごしてしょうか。
お目がご不自由な方々の為に働いてくれる盲導犬には、
唯々ありがとうと心から感謝しております。
年をとって自分の体のこともままならぬ身が歯がゆいです。
様々な会合で皆さまにお会い出来ればと残念です。
どうか皆々様お元気で良いお年をお迎え下さい。
(安曇野市 宮澤さん)
《感謝録》
『おこころありがとうございます』
 今年度も会員と一般の方々から、温かい励ましのお言葉とカンパをお寄せ頂きました。
いつもながら皆様のお力添えに深く感謝申し上げます。
ご寄付やカンパをお寄せ頂きましたみな様のご芳名です。
敬称を略させていただきます。
[会員のみな様]
今村邦彦  小田道子  上条きみ子  茅野永伯  奥原泰子  金井修司 
倉石千枝子  倉島憲代     小池フミ子  小林鈴美  関喜之助  高瀬制一
  滝沢英樹  多田艶子  久島和実  松村敬 宮澤藤貴子  吉川敞子 渡辺実香 
 以上 19名、総額75,000円。
[一般のみな様や募金箱]
盲導犬使用者サポートクラブ (藤沢市) 100,000円
大澤 本芳 2,000円
丸山治療院募金箱   1,641円
飯綱ふれあい祭募金箱 20,160円
一般からのご寄付合計  123,801円
これらのご寄付やカンパはハーネス基金に積立てました。
健康管理費や疾病治療費の支援に使わせていただきます。
ありがとうございました。
【事務局 田中安子】
《ハーネス基金》
『2013(平成25)年度の支援実施報告』
 ハーネス基金チーム
 ハーネス基金では盲導犬使用者と引退犬飼育者の会員に対して
次のような支援を行いました。
支援金は3月7日から2回に分けて口座振り込みしました。
1 健康管理費支援  ※年度内に在籍した犬が対象
  盲導犬使用者と引退犬飼育者全員に対し、
一律、1頭当たり5000円の支援を行ないました。
 1)現役盲導犬 24頭 120,000円  
 2)引退犬    5頭  25,000円  
  * 健康管理支援合計   29頭 145,000円 
2 疾病治療費支援 ※1月1日〜12月31日の1年間に支払った治療費が対象
 申請者に対し、支払った疾病治療費の2分の1の支援を行ないました。
  ?    治療報告額 8,190円 / 助成額 4,095円
  ?治療報告額 337,683円 / 助成額 168,842円
   治療報告額 206,811円 / 助成額 103,406円       引退   治療報告額 145,787円 / 助成額 72,894円
   治療報告額 50,763円 / 助成額 25,382円         *茅疾病治療費助成額合計 289,714円 
   *疾病治療費助成合計  462,651円
3 死亡弔慰金  ※平成25年度内に死亡した犬が対象
    パトリック 4月死亡)    10,000円
   *死亡弔慰金合計 10,000円 
4 支援総額(1+2+3) 617,651円 
《編集後記》
「今年はカマキリがずいぶん高いところに卵を産んでいるね」と家族で話していたら、
2月のあの大雪。
連日の雪かきで、もうクタクタでした。
近年、「記録的な」という気象現象が多く、地球環境の変化に不安を感じます。
また、4月からは消費税が値上げとなり、景気の回復が懸念されます。
 心配事も多々ありますが、明るい前向きな気持ちで新しい年度を迎えたいものですね。
(池田)

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